LWAPP(LightWeight Access Point Protocol)、CAPWAP(Control And Provisioning of Wireless Access Points)共にLAP(LightWeight AP)とWLC間の制御通信やデータ通信をやり取りするためのプロトコルです。
従来、LWAPPを使用してLAPとWLC間で制御通信のやり取りしていましたが従来のLWAPPはEthernet Frameを使用していました。つまり、LAPにIPアドレスの付与は不要でLAPとWLCは同一セグメントに実装するしかない仕様でした。この従来型のLWAPPはL2 LWAPPと位置づけされます。
その後、L3 LWAPPに位置づけられる仕様を実装したことでLAPとWLCが同一セグメントに実装されなくともLWAPPによる集中管理が行えるようになりました。L3 LWAPPではUDPを使用し制御通信をカプセル化します。
LWAPPはRFC4564でCAPWAPとして標準化されたことにより、WLCのVer.5.2(?)からWLCに実装されるプロトコルはLWAPPからCAPWAPへ変更されました。
LWAPPとCAPWAPの相違点の代表的なものは以下のものがあります。
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