■ベン図
複数の集合や集合の範囲を視覚的に見やすくした図。
図自体は良く見る図なのですが、ベン図で用いられる記号がこれまたよくわからないです。
はい。∪と∩です。
この記号、読み方は∪←かっぷ、∩←きゃっぷと読むそうです。
意味は、∪=全部で∩=一部という意味です。
また、ベン図ではもう一つ記号が出てきます。
はい。 ̄です。
この ̄、読み方はバーと読むそうです。
意味はその要素以外の要素全てだそうです。
つまり、Aの上にバーがある場合は集合Aという要素以外の全てだそうです。
■開発工数の見積
工数の見積は一般的にはn人月という言い方で表します(nには数字が入ります)。たとえば、技術者10人が12ヶ月のスケジュールで作業を行う場合の工数は120人月という言い方をします。
情報処理試験ではここに
工数比と
期間比というのが出てきます。
工数比とは全体の工数に対してそのフェーズで要する工数です。
例えは、上記の例のように120人月の工数を要するプロジェクトでシステム内部設計というフェーズの工数比が45%だとします。この場合、システム内部設計に何人月の工数を要するかというと、
120(人月:全体)*0.45(システム内部設計のみの工数比)=54(人月)
というようになります。
期間比とは全体の期間に対してそのフェーズで要する期間です。
例えば、上記の例のように12ヶ月を要するプロジェクトでシステム内部設計というフェーズの工数比が25%だとします。この場合、システム内部設計に何か月の期間を要するかというと、
12(ヶ月)*0.25(システム内部設計のみの期間比)=3(ヶ月)
というようになります。
つまり、上記の例でいうとシステム内部設計は54人月の工数を3ヶ月の期間で行う必要がありますので月あたり18人月の技術者を確保しておく必要があります。
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