UDLDは、UniDirectional Link Detection(単方向Link検出)。
これは、片側通信状態を検知するCisco独自のL2 Protocolです。
対向装置間でLinkの状態が異なる場合はままあります。
例えば、100BASE-FXのFEFI(Far End Falut Indication)機能(特別意識して使ったことねーや)や、10/100BASE-TX、GbEの自動認識機能ではL1 LevelでのLinkDown検知は可能ですが、PortStackやMediaConverterを介した相互接続構成における MediaConverter間障害などL2 Levelの異常には対応出来ません。
そこでUDLDを使用することでL1 LevelのLinkDown検知メカニズムに加えてL2 Levelでの検知機能を提供することが出来ます。
以下の図を例として単方向通信状態の具体例を挙げます。
例えば以下の構成でSpanning Tree ProtocolにてLoop回避をしている状況があるとします。
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